ZIP・SHOWBIZ RABBIT!で特集【変幻自在の演技力・カメレオン俳優中村倫也】

2018年6月14日放送のZIP、SHOWBIZ RABBITでは変幻自在の演技力とともに今月映画やドラマ４本に同時出演を果たして注目を浴びている中村倫也（31）の魅力が特集された。あるときは茶目っけたっぷりのスーパーサラリーマン・左江内氏を演じ、またある時は【孤狼の血】で裏社会に生きる冷酷な男を、かと思えば臆病で頼りない夫に至るまで、まさに役のバリエーションは実に多彩、これまで120本以上の作品に出演してきた。ドラマ【崖っぷちホテル】で共演した岩田剛典さんもその演技力を大絶賛、「別のドラマに出れば全くの別人、これだけ幅広い役柄をナチュラルに演じられているのはすごくリスペクトしている」と語る。今回その演技力は何で培われたものなのかSHOWBIZ RABBITでは取材。

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 今から15年前の16歳の時に芸能界デビューを果たした中村倫也。およそ10年間は大きな役には恵まれなかったという。24～25歳くらいの時に「自分には才能がないから需要がないんだ」と自分自身で認められるようになり、どんな役でもやるドブ俳優としてなんでも受けていこうという考え方に変えたらちょっとずつ仕事がもらえるようになっていったという。今月にいたっては朝の連続ドラマを始め、ドラマに映画に４本に同時出演中である。今回の４本同時出演のことは自身でもだいぶ前からわかっていたことであり、出演する作品によって全く役が異なることから観ている人が「大いに混乱してもらえたらいいなとニヤニヤして冬を過ごしていた」と茶目っ気たっぷりに語る。同じ時期に役が重なっても対応できる演技力を持ち合わせている中村倫也であるが、マネージャーからは「最近カメレオン俳優という言葉が使われすぎているからもっと良いフレーズを考えてください」と言われ自身で色々調べたという。その結果、「ミミックオクトパスというのがカメレオンよりも擬態能力が高い生き物というのがわかったので、これからはぜひミミックオクトパス俳優と呼んでもらえたら」とのことであった。地道に活動を重ね、ここまでの演技力を培ってきた中村倫也の今後にも注目したい。