カンブリア宮殿【金メダルの影の立役者・相澤病院に迫る！】

2018年5月24日22時から放送のカンブリア宮殿では平昌五輪で金メダルを獲得した小平奈緒選手を支えた相澤病院を取り上げる。

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オリンピック新記録をたたき出し金メダルを獲得した小平選手であるが、金メダルのみならず、自分の後に競技をするライバル選手を思いやって会場を静めようとするなどそのスポーツマンシップも話題となったため、羽生結弦選手の金メダル連覇と同じく強く記憶に残っている人も多いのではないかと思う。そんな小平奈緒選手の金メダルを影で支えたもの・人の一つに相澤病院があるという。

長野県松本市にある相澤病院かつては6年連続赤字に苦しむ地方の病院であった。しかし【24時間365日、どんな患者も受け入れる】をモットーに救命救急に特化させて地域の信頼を勝ち取り、地域に必要とされる病院に生まれ変わらせた病院である。実はこの相澤病院、小平選手のスポンサーとして支えていた病院なのである。小平選手は長野五輪500メートルスピードスケート金メダリストの清水宏保選手のコーチであった信州大学・結城匡啓コーチを追って信州大学に入学したが、卒業後も結城コーチの指導を受け続けるべく、信州大学近くでの就職先を探していたのであるが、そこへ手を差し伸べたのが相澤病院。通常大手企業をスポンサーにした選手というのはその企業のCMであったりイベントに出演することによって企業のPRを行うものだが、余計なプレッシャーを与えたくないと考えた相澤病院はそのようなPR活動を一切させることなく、年間1000万円もの資金を無償で提供、また技術向上のために留学をする際にはその資金を全て出し、小平選手が競技に打ち込めるよう支援をしていたという。

小平選手の素晴らしいスポーツマンシップというのはこうした周りの人の優しさから連鎖しているものかもしれない。今夜のカンブリア宮殿ではその相澤病院にフォーカスする。どんな話が聞けるのか楽しみにしたい。