テレビ東京【ヒャッキン！】で紹介される栃ノ心関の故郷ジョージア　その魅力とは

日本の便利な100均グッズを世界各国で現地の人に紹介し、その反応を紹介する番組【ヒャッキン！】。今回は栃ノ心関の故郷ジョージアでの取材ですが、そもそもジョージアとはどんな国なのであろうか。

ジョージア(Georgia）は人口僅か372万人、面積7.0万ｋ㎡の南コーカサスにある共和国家。ソビエト連邦（旧ソ連）より1991年に独立し、東ヨーロッパもしくは西アジアに区分され、首都はトビリシ。日本人にはほとんど【ジョージア】という国名は聞きなれないかと思われるが、それもそのはず、2014年までは日本では【グルジア】という表記であった。しかし、旧ソ連から独立後の1992年にグルジアと日本での国交が樹立して以降、ジョージアの主要民族であるカルトヴェリ人の中にある反露感情があることを鑑み、2000年代半ば頃より特許分野や一部のワイン輸入業者が【グルジア】の使用をやめ英語名の【ジョージア】を自主的に使用するようになった。そんな中2008年に勃発した南オセチア紛争によってジョージアとロシアの敵対関係が決定的となり、この頃より【グルジア】という外名を使用している各国に対し英語名の【ジョージア】を採用するよう要請があった。日本においては2014年の首脳会談において【グルジア】から【ジョージア】へと名前を変更するよう正式に要請され、2015年より【ジョージア】と外名変更の告知が外務省のサイトで行われた。

ジョージアはワイン発祥の地とも言われ、様々なアルコール飲料の名産地でもあり、物価の安さもあってお酒の値段もとっても安い。2017年度発表のジョージアの平均月収は247ドルと日本の月収の10分の１ほどのため、食事も１食200円以内で食べることも可能である。首都トリビシには地下鉄が走っており、地下鉄を利用すればほぼすべてのトリビシ内の観光地をめぐることができ、また5000メートル級のコーカサス山脈、世界で最も深いボロニア洞窟（深度2140メートル）など広大な自然を満喫することもでき、ヨーロッパ最後の秘境などともいわれている。年間500万人ほどの観光客が訪れるジョージアではあるが、日本からの渡航者はまだまだ少ないため、次回の旅行先の候補の一つとして考えてみてはいかがであろうか。

ちなみに日本ではジョージアといえば缶コーヒーを思い浮かべる人も多いかと思うが、こちらは日本コカ・コーラ社が販売しているコーヒーであり、その名前の由来はザ コカ・コーラ カンパニーの本拠地がアメリカのジョージア州アトランタにあることからついた名前であり、ジョージアとは全く関係がないのでお間違いのないようご注意いただきたい。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

読書マニアが作った本屋「シークレットブック」がおもしろすぎる

https://secretbook.base.shop/

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆