サザエさんのワカメちゃんのモデルになった女性　長谷川たかこ とは

日本でもっとも長く放送されているアニメであるサザエさんのワカメちゃんのモデルになった女性を皆さんはご存じだろうか？その女性の名前は長谷川たかこさん62歳である。

長谷川たかこさんの叔母はサザエさんの生みの親

長谷川たかこさんの叔母は実はサザエさんの生みの親である長谷川町子さん。理想の家族を描き続けた長谷川町子さんですが、実は人付き合いが苦手で生涯独身。実家の書斎に引きこもってサザエさんを描いていたそうだ。その頃一緒に生活していたのが、夫を亡くし帰ってきた妹の娘たかこさん。元気に足り回ったり・いたずらをしたりととくにかくお転婆だったたかこさんにインスピレーションをうけて作ったキャラクターがワカメちゃんだ。そんなワカメちゃんは今フランスに住んでいる。

ワカメちゃんがパリに住んでいる理由

なぜ、ワカメちゃんはフランスに行ったのか？
たかこさんがフランスに初めていったのは13歳の時。叔母の長谷川町子さんが子供の感想も知りたいと姪っ子のたかこさんをサザエさんの取材に連れていったことがきっかけだ。この時パリのオルリー空港に降りたったたかこさんはパリに一目惚れし、パリに住むことを決めた。まだ海外旅行が珍しかった1970年代になんと二人はヨーロッパを9ヶ国もまわった。中でもたかこさんが衝撃を受けたのがパリ。洗練されたカフェやファッションを身にまとうおしゃれな街にたかこさんは一目惚れしたのだ。

たかこさんの娘の将来の夢

このたかこさんが大事にしていることは、「家族みんなで夕食を囲むこと」。子供の頃に父を亡くし生涯独身を貫いた長谷川町子さん。長谷川町子さんは家族に憧れてサザエさんを描き始めた。サザエさんでは夫婦ゲンカをしても必ず仲直りする。たかこ家も同様に夫婦ゲンカをしても次の日に持ち越さないのがルール。そんなたかこさんの長女の将来の夢は漫画家。叔母の町子さんと同じ道を歩もうとしている。そんな長女が描いた漫画にはサザエさんのように自らの家族が描かれている。

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